女性に使われるのが嫌だというしょうもないプライド
あなたの環境を劇的に変えられるものは、他人の力でもなく偶然でもなく、あなたの信念のみだろう
黒服が長続きしない最大の理由として、「女性に使われたくない」というのが挙げられます。確かに、この商売に携わっていない人からのそんなイメージは持たれがちです。それは本当に事実か。
女性との立ち位置は本来横並び
⇒参照 女性との距離感が黒服業を制す
女性との関係性は上も下でもありません。お互いに足りない部分を補完しあう協力関係です。なので、決して女性に使われているわけではありません。
何故使われがちなのか
それは、あなたがただの御用聞き、イエスマンだからです。しかも何の工夫もない。はっきり言って、イエスマンは替えがききます。
信頼できる人は気が利く人、そして己の哲学をもっている
哲学と聞くと、少し小難しく聞こえますが、要するに「なんにせよ自分なりの考えをもっている」ということです。これは、必ずしもクラブ業の経験は必要ありません。今まで生きてきた中で知ったこと経験してきたこと、何でも問題ありません。本当に何でも。
例えば黒服業でいえば、新人ボーイさんより専務取締役の方が詳しいに決まってます。ただし、あなたの趣味がもしゲームだとしたら。おそらくゲームについてはあなたの方が詳しいですよね。そして重要なのはここからで、自分の好きなゲームに関し、何がどう優れているか、何が楽しいかの理由を語れること。ここまで考えて初めて哲学となります。
お願い事って結構アバウト
例えば何か買い物をお願い事をする場合、明確に買ってきて欲しい商品を伝えるのではなく、何に使うものなのか、それにあたり予算このくらいでこんなイメージのものを買ってきて欲しい、のようなアバウトなケースは多いです。そんな時自分の哲学が無い人は、ほとんど理由もなくありきたりなものを無言で買ってきます。一方で、哲学がある人は、考えたあげくありきたりな物を買ってきたとしても、必ずこれにした理由を述べます。他のこんなものも考えましたが在庫がなく、予算が微妙に高くて、人に聞いたら実はあまり美味しくないらしくて、と。お願い事をした立場からすると、結果的に同じものが手に入ったとしても、納得感が全く異なります。後者の方が、気持ちが良いことは言うまでもありません。そしてそれ以降、お願い事されるときは、特に細かいことを言われず、いつもの感じでよろしく、と言われることとなります。これがまさに信頼です。
女性の共感力がトレンドとなる
女子が集まる場所には人が集まります。これは何故か。理由は沢山あると思いますが、私は女性の共感力の高さに起因すると考えております。女性の共感力は男性のそれよりも圧倒的に高いです。さらに、共感した結果、その結果を誰かに伝えたいという発信力もとても強いです。つまり、広告力があるということです。そしてその広告力はダイレクトに強大なトレンドとなります。世の中のトレンドはほとんど女性が作ると言っても過言ではありません。
女性から逃げて転職してところで結局女性の壁にぶつかる
つまりどんなビジネスをしたとしても、女性をターゲットの中心に添えた方が効率的なビジネスになりうるということです。女性に使われるのが嫌だと思って転職したところ、結局女性をターゲットとしたビジネスをすることとなり、女性の上司に使われる。同じことの繰り返しとなります。
逆に黒服経験は活かせる
黒服は、他業種で生きるよりは女性との関わる数が圧倒的に多いです。数をこなせば、なんとなく女性の扱いは分かってくるものです。ということは、世の中のビジネスにもその「女性慣れ」の経験って大いに活かせると思いませんか?
あなたの環境を劇的に変えられるものは、他人の力でもなく偶然でもなく、あなたの信念のみだろう
パシリのように使われるか、横並びで共闘するか、それはあなた次第です。
黒服の経験は、特殊です。その分他で活かせる場面は多いはずです。
その結論、もう少しい本質を考えたから決めてみてはいかがでしょうか。