お店の探し方 黒服かスカウトマンかお客様紹介か
ネットでの情報収集が困難な銀座クラブのお店探しにおいて、その方法は3つしかありません。店舗に在籍している黒服の窓口での入店、スカウトマンからの紹介での入店、お客様や知り合いの女性紹介での入店。これらはそれぞれメリットとデメリットがあるので、そのあたり理解した上で、判断するべきでしょう。場合によっては、一つの方法に絞らず、それぞれのメリットを生かしながら情報収集をするのも良い方法でしょう。
広い情報ならばスカウトマンが最も優位
スカウトマンは様々な情報を有し、それに基づいて様々なお店を紹介すること本業です。黒服間でも情報の流通はありますが、数多あるお店の広い情報の収集能力に関しては、スカウトマンが確実に一番でしょう。また、銀座以外の情報を有していることも多いので、他の街との比較をしたい場合は、スカウトマンに相談するのが一番早いです。
自由な立場のスカウトマンだからこそのリスク
スカウトマンの方々は、会社の体をなしている名刺を使いますが、大概が法人登記していません。業態上、あまり登記をするメリットがないからでしょうが、利用者にとっては、ここには大きなリスクがあります。それは、何か問題、場合によっては犯罪、があった場合に、登記をしていない以上、足がかなり付きづらいというものです。要は、急に連絡が不通になった場合に、非常に見つけづらいということです。登記がなされていれば、プロがそこから辿れば見つかる可能性も高いです。店舗の黒服は、確実に登記がなられている店舗に属していますから、簡単に見つかります。犯罪なんて、、、と思うかもしれませんが、毎日殺人のニュースが流れる時代です。可能性はゼロではありません。十分に注意した方が良いです。
入店した後のフォローは黒服が最も優位
当然の話ですが、黒服の本業は入店した女性のサポートをすることです。女性にとって、自分に合うお店を見つけることは重要ですが、あなたや担当黒服次第で働き始めた後にその環境がより良くも、またとても悪くもなります。つまり、お店探しよりも、入店した後にどうするか、の方がよっぽど重要ということです。入店窓口はほとんどのケースでそのまま担当となります。また黒服も人間ですから、自分の窓口で入店してくれたあなたは、人一倍目にかけたくなるものです。そのまま良好な関係が築くことができれば、あなたの環境はより良いものとなっていくでしょう。その点、スカウトマンは、入店後の働き方にに関してあまりできることはないです。
お客様紹介は目先では強い
店舗側からすれば、お客様からの紹介の女性の面接はほとんどのケースで緩くなります。
なぜなら、あなたが入店することによって、少なからずそのお客様の来店頻度が高くなることを期待するからです。単価の高いクラブ業において、1度でも来店頻度が上がることは、それなりの売上増加に繋がります。
お客様紹介のリスク①
大きく2つあります。1つ目は、お客様の知っている情報は大概かなり偏っているということ。あなたにお店を紹介するわけですから、そのお客様が良いと思うお店を紹介するでしょうが、お客様が思うお店とあなたが思う良いお店が必ずしも一致するとは限りません。というか、なかなかの確率で不一致します。そのお客様は、おそらくそのお店において優先度の高いお客様であり大事にされている分、そのお店の良い部分しか見えていないことが良くあります。もちろん信頼できる大事なお客様からの情報ですからとても貴重であることに変わりはありませんが、見えていない部分があるかもしれないという可能性は常にもっておくべきです。
お客様紹介のリスク②
2つ目は、結果そのお客様が飲みに来なくなるパターンです。あなたにお店を紹介する際、大概そのお客様は飲みに行くよと言って下さるはずですが、それがなかなか継続しないケースが多いです。とはいえ、それは他のお客様でもあることなので仕方のないことだとして、問題は、店舗側があなたを採用する際に、そのお客様の来店頻度が増えることを想定して、日給等の条件を設定してしまっていることがあるということ。そうだとすると、そのお客様が来なくなったとしたら、店舗側が考えることは一つしかありません。この先の話は言うまでもないでしょう。
まとめ
それが黒服にせよ、スカウトマンにせよ、お客様にせよ。信頼できる人、もしくは信頼できそうな人の情報を頼る他ありません。
しかし、全ての情報は必ず異なる可能性を孕みます。常に「この人が言っているから本当」と直ちに判断するのではなく、まずはその理由や背景を己で考えてみることが最も大事なことでしょう。