売れていない人の「自分はこういうタイプだから」はただの逃げる言い訳
素人の個性は裸の王様にすら劣る。なぜなら、あなたは王様ではないのだから
自分のタイプとは、要するに個性です。個性はとても大事です。特に、「人」というものを商品としているクラブ業においては、突出して結果を出している人は、必ず個性があると言って良いでしょう。しかし、皆さんが陥りやすい、危険な誤解がります。それは、「個性」と「言い訳」は紙一重であるということ。そこの差は、小さいようで大きいです。
当たり前のことができていない人が個性を主張したがる
そもそも個性とは、当たり前のことができているという前提で、そのあとに発揮するべきもの。当たり前のことができていない人の言う「自分の個性」は、ほとんどのケースで的が外れていることが多いです。つまり周囲から見れば、ただの「ワガママ」と見えている可能性が高いです。
周囲にどう見られているよりも、逃げる言い訳に使っていることが大問題
自分がしたくない仕事、認めたくない事実から逃げるために、個性という言い訳を使ったことありませんか。個性という言葉は実に便利です。しかし、個性という言い訳で逃げてしまうと、それ以上仕事が広がりません、学びません。そもそも、人として、ホステスとして、黒服として当たり前のことができていない人は、99%売れていません。その段階の人は、とにかく色んな人の意見を聞いて、考えてみて、場合によっては実験的に実行してみないことには何の進歩もありません。そんな作業を繰り返しながら、当たり前のことを覚えて、自分の勝ちパターン=個性を確立していく必要があります。
周囲の人も助けることが面倒になる
人は周囲の方々の助けが無ければ仕事になりません。人に助けてもらうことは、あなたの仕事の成功において絶対条件です。しかし、「自分はこういうタイプだから」とよく言うから相談受けても、正直周囲はあまり真剣に話そうとも助けてあげようとも思わなくなります。結局何を言ってみても、「自分はこういうタイプだからできない」という言い訳が用意されているので、何も変わらないからです。無駄な時間だなと思ってしまいます。
売れている人は、自分のタイプを滅多に言わない
不思議なもので、売れている人は個性をあまり主張しません。何なら、人の意見に対し、「なるほどー、そんな考えもあるか」と一度受け入れます。要するに、こういう柔軟な思考があるから色んな意見から学んで売れた、ということでしょう。こんな部分からも、売れている人の共通点は見えるものです。
素人の個性は裸の王様にすら劣る。なぜなら、あなたは王様ではないのだから
この人が今後伸びるだろうという予測は簡単ではありません。ただ、こいつは伸びないだろうという予測って結構当たります。そして、こいつは伸びないだろうの代表例が、「自分はこういうタイプだから」が口癖の人です。常に逃げ道と言い訳を用意している人です。
別に、周りと無理して仲良くする必要はありません。ただ、周囲から学んで良いアイディアがあればパクった方が早くないですか。あなたの悩みの答えは、周囲の誰かの脳みその中にあるものです、しかもかなり近い位置にいる。