魅力的な人は自信があるように見える

敵を知り己を知れば百戦危うからず

大してホステス経験があるわけでもないのに、なんだか余裕をもった雰囲気を醸し出している人って周りにいませんか。人の魅力を考えるにあたって、「自信」があるように見えることは非常に重要です。あなたが買い物に行ったとき、何やら自信なさげに商品のプレゼンをされると何か不安になり、買いたくなくなったことはありませんか。その担当者が自信がなさそうなだけでその商品力に違いはないのに、です。
クラブ業もこれと一緒です。お客様はその日同じ時間とお金を使うにあたり、行く店の選択肢があります。その条件下の中で、最も楽しめそうと期待できるお店をセレクトするでしょう。あなたはその最前線の担当者です。あなたの与える印象によって、お客様の行動に大きな影響を与えるのは言うまでもないでしょう。

自信があることはとても良いこと、でも自信なんてすぐに持てない

自信とは本来、成功してやっとつくものです。しかし成功という結果をつかむまでの道のりってそう簡単なものではないですよね。しかも成功の基準も人によって違いますし、そこまでにかかる時間も大きく異なります。しかし私があえて「自信がるようにみえる」と表現しているものは理由があります。なぜなら、自信があるようにみえることが、成功を得る時間を大きく短縮するからです。つまり、実は自信がなくても自信があるように見えるだけ、それだけで良いということです。かなり早い段階で結果を残します。そしてその成功を元に気がつかぬうちに、自信があるようにみえるだけでなく本当の自信をもっています。

俯瞰してみてみる

他の人よりも少しだけ、物事を俯瞰してみています。俯瞰とは、広い視野で全体を把握するという意味です。クラブ業でいえば、銀座クラブ業が今後どうなるだろうか、今日はお店暇そうだけどなぜだろう、自分はお店の中で年齢がどのくらいでどんな立ち位置だろう、自分が絶対にやりたくないことは何だろう、はたして今日の営業でどのくらい利益が出ているのだろうか、のような疑問。別にその疑問の回答が重要とかそういうことではなく、疑問にもって考えてみることが重要です。

俯瞰してみて気がつくこと

俯瞰して色んなことを考えてみることで、そうではない人に比べて得るものが圧倒的に多いことは当たり前ですが、もっと重要なのは、なんとなく今の自分ができないこと、やりたくないこと、やってはいけないことが見えてくるようになります。それさえ見えてきたら、あとは自分がやりたくないこと以外でやるべきことをするだけの話ですよね、

無知を全く恐れない

俯瞰してみることで、自分がどれだけクラブ業に関して知らないことが多いかという事実、それと同時に、売れている人でもこんなことも知らないんだということも見えたりします。無知でも案外売れるということを知れる、そして自分がもっと知っていったら、もっと売れるであろうという予測が立てれます。

焦る必要がない

俯瞰してみているので、焦って良いことが無いことに気がつきます。人が目先の売り上げのために焦って行った行動によって信頼を失っている場面を目撃します。焦っても無駄どころか、大いにマイナスになりうることを学びます。そもそも何となくの将来像、あとは自分の最低限するべきことさえ見えているあなたは、それを淡々とやっていき、一つ一つできることを増やせばよいので、焦る必要もありません。

敵を知り己を知れば百戦危うからず

俯瞰する作業、それは周囲を広く見て認識して、それと比較して自分を知る作業です。自分のことさえある程度知っている人は、どうどうと自信があるように見えます。それが、銀座に来て1週間足らずの人だとしても。そして早々に結果を残すでしょう。
俯瞰することは全く難しいことではありません。あなたの周りの疑問なんて何でもあるはずです。きっと今までは、なんでやってくれないんだと愚痴っていたことでも、それを質問してみたら以外な理由があるかもしれません。その理由から今までなかった視点が見つかったら、とっても大きな前進ではないでしょうか。